サイアロン – シリコン・アルミナ窒化物

機械的性質を目標に設計されたセラミック材料

α/β サイアロンセラミックスとは、テクニカルセラミックスの中で発見されたものでも最新の素材の一つで、シリコン窒化物に関連しています。これは特定の原料組成のみから得られるもので、3 相以上の α-サイアロン、β-サイアロン、非晶質または一部結晶質の粒界相から構成されています。

知っておきたい情報:

SiC-α/β-サイアロンの特性例

  • ヤング係数:345 GPa
  • 硬度 HV1:約 17 GPa
  • 破壊靱性:5.5 MPam1/2

 

硬度・靭性特性:
靭性に優れた芯部
①が非常に丈夫で耐摩耗性の表面
②に囲まれています。

α/β-サイアロンの材質等級は、通常のシリコン窒化物を超える硬度と同等の靱性を併せ持つ独自の組み合わせによって特徴づけることができます。α-サイアロン相は非常に硬い一方、β-サイアロン相は通常のシリコン窒化物と同じく高い破壊靱性を備えています。α-サイアロンの相率や β-サイアロン、粒界相は幅広い調整が利くため、α/β-サイアロンの材質特性を取り入れて様々な応用の条件に適合することが可能になります。

特殊な条件下では、内部よりも表面に多く α-サイアロンを持つグラディエント素材を生産することも可能です。CeramTec はこれを利用し、例えば機械加工での応用で高い耐摩耗性を持つ切断用セラミックなどに採用しています。α-サイアロン率のグラディエントにより、スローアウェイチップの表面に核よりも高い硬度を与え、セラミックの切断材の耐摩耗性を大きく高めることができます。内部の破壊靱性は高いままです。

α/β-サイアロンの硬度と耐摩耗性は、炭化シリコンなど硬い素材を組み込むことでさらに高めることができます。シリコン・アルミナ窒化物の素材変化は、製紙業など高い摩擦圧力の掛かる部品により実証されています。

サイアロン(SiAlON)から作られた製品

このページのリンク後の製品説明から、英語版の CeramTec 国際ウェブサイトにつながります。

日本の国旗アイコンが付いた製品は 日本語版で提供されます。